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目次
１８年ぶりの遅さ
１９９８年以降実に１８年ぶりの遅さ、
１９５１年以降では史上２番めの遅さで
台風１号のたまご発生のニュースです。
今年は台風１号の発生が遅い
と一部では騒がれていたらしいのですが
『言われてみれば』という方も多いの
でないでしょうか。
昨年は、１月から１２月まで満遍なく
台風が発生していた年でした。
今年に入ってから６か月間も台風が発生
しなかったというのは、結構珍しい話し
らしく、これも地球温暖化の影響なのか
と話題になっています。
最近は、何でもかんでも『地球温暖化』
と異常気象を結び付けて、話をまとめて
しまう傾向が強い思いますが、台風の
発生件数に関しては、その年によって
かなりのバラツキがあり、平均数などは
一概には言えないそうです。
上の画像を見ていただくと分かると思い
ますが、６月から１０月の時期辺りに
台風の発生件数が集中している位です。
海面の水温上昇が台風発生の元となる
のは、ご存知の通りなので、北半球が
夏の時期の前後に多く発生するのは、
当然の事で、その他の発生時期と年間の
発生件数の特別なパターンなどは、一切
見受けられません。
しかし、年間の発生件数が極端に少ない
１９９８年と２０１０年においては、
発生時期が遅めと言えると考えられ、
２０１６年は
台風の発生件数は少なめ
と予想さえているようです。
台風のたまごとは？
台風のたまご＝熱帯低気圧です。
赤道付近の熱帯域での海面水温の上昇に
よって生じる上昇気流で発生する積乱雲
が、多く集まり渦を巻きだした状態が
熱帯低気圧で、これが更に発達してき、
秒速１７ｍを超えると
『台風』
になります。
よく天気予報のお姉さんが
発達した低気圧が・・・
とかアナウンスするアレです（笑）
『たまご』から生まれた『赤ちゃん』
なのですが、これが大きくなって甚大な
被害を及ぼす『台風』になる事を思うと
そんな可愛いイメージなんて、とても
持つ事は出来ません（笑）
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ニパルタック(Nepartak)
日本では台風１号ですが、世界的には
ニパルタック(Nepartak)
という名前がついています。
ミクロネシアの戦士名らしいですよ。
２０００年以前は、アメリカが普通に
人の名前を台風やサイクロンに付けて
いましたが、甚大な被害を及ぼす台風と
同じ名前の人が、肩身の狭い思いをする
のを避けるためにマイナーな名前を使う
ようになったそうです。
実際、何名もの犠牲者や被害を残した
台風が自分と同じ名前だったとしたら
あまり気分の良い物ではないですよね。
既存の企業名や商標ともかぶらない様に
しているそうです。
予想進路と上陸時期
気象庁予想図
米軍の予想図
７月７日の午前３時ごろに、沖縄の南、
石垣島付近に最も近づくと予想されて
おります。
台風による河川の氾濫や土砂災害、海岸
付近での高波や家屋の倒壊などで多くの
人が命を落とします。
興味本位で危険な場所に近づく事は、
止めて安全な場所で過ごしましょう。
毎朝４時起きで、気になる出来事を更新
している『早朝の貴公子』でした。
通勤電車で読んで頂けると嬉しいです。
最後まで読んでくださって
本当にありがとうございました。