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ジャンカイI級フリゲート艦
9日午前0時50分頃、中国海軍艦艇の
ジャンカイI級フリゲート艦1隻が、
尖閣諸島久場島北東の接続水域内に
入ったのを、海上自衛隊の護衛艦である
「せとぎり」が確認したそうです。
尖閣諸島周辺の接続水域には、中国漁船
が多く侵入していましたが、中国軍艦が
尖閣周辺の接続水域内に入ったのは、
初めて事らしいですね。
この報告を受けて安倍首相は
(1)不測の事態に備え、関係省庁
が緊密に連携して対処する
(2)米国をはじめとする関係諸国
と緊密な連携を図る
(3)警戒監視に全力を尽くす
の指示をだしたとの事。
参議院選挙で安全保障問題が大きな論点
の一つとなっていただけに、夜中に報告
を受け、体を休める時間もなく陣頭指揮
をとっている安倍首相は
『これで支持率が上がる』
と心の中ではガッツポーズをしている
のではとネット上で騒ぎになっている
みたいですね。
海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」は、
引き続き警戒監視に当たっているものの
中国海軍による領海侵入はなかったとの
事らしいです。
当然ですが、海上警備行動も視野に監視
が続けられている状況だと思われます。
戦争突入という事態になってしまう事は
あり得るのでしょうか。
尖閣諸島久場島北東
上の画像で見ると分かりやすいのですが
接続水域内であれば民間船の取り締まり
をする事は可能です。
ところが公船となると航行だけでは、
取り締まりは出来ない水域となっている
そうです。
そこから先の領域内に入った場合は、
正当防衛が可能になるらしいのですが、
言葉を変えると、領海に入ったら戦争が
起きてもおかしくないという事になって
しまいますよね。
中国当局の思惑はどうなのでしょうか。
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他国の中国への対応
太平洋の島国パラオ
2012年にパラオ付近の海域で中国船
が、違法操業をしていたのを発見した
パラオ当局が中国漁船に発砲し、漁船に
乗船していた中国人1人射殺し、5人を
拘束した。
インドネシア
インドネシア当局は、中国などの漁船に
よる違法操業に対し「見せしめ」として
爆破するという強硬路線を進めている。
南米アルゼンチン
アルゼンチンの沿岸警備隊が南大西洋の
排他的経済水域で、中国の大型漁船が
違法操業をしているのを発見し、停船の
命令をだしたものの従わなかったため、
発砲し、漁船を沈没させた。
日本の中国への対応
2014年のニュースで、中国漁船の
小笠原諸島沖でのサンゴ密漁が話題に
なりましたが、その時の画像がこちら
です。
今回の中国軍艦による接続水域内初航行
も、弱腰対応になってしまうとなると
安全保障問題への国民の意識の変化が
表れそうですね。
自民党に風が吹いているという事なので
しょうか。
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以上の『オススメ記事』も良かったら
読んでみて頂けると嬉しいです。
進展があれば当ブログでも追記して
いきたいと思います。
最後まで読んでくださって
本当にありがとうございました。